低用量ピルの避妊効果は7日連続飲み続けたら安心!避妊以外の効果と副作用について

低用量ピルってどんな効果があるの?
飲んですぐ避妊できるの?
副作用とかは大丈夫?

低用量ピルはとても有効的な避妊薬で、避妊以外にも生理痛の緩和や生理周期の安定などにも効果的です。
他にもニキビや肌トラブルの改善や婦人科疾患の予防にも効果があると言われています。

ただ、良い点だけでなく嘔吐やめまい、頭痛やむくみ、体重増加などの副作用があるとも言われています。

こちらの記事ではピルの知識を正しくわかりやすくご紹介させていただきます。

低用量ピルの効果と副作用
  • 避妊効果は飲むタイミングによって異なる
  • 避妊効果はピルを7日間継続して飲み続けたら安心
  • 生理痛の緩和や生理周期の安定は1か月後に効果がある人が多い
  • ニキビや肌トラブルの改善は服用後2~3か月で効果がある人が多い
  • 婦人科疾患の予防は年単位で継続が必要
  • 副作用は嘔吐やめまい、頭痛やむくみ、体重増加など注意が必要

低用量ピルとは

ピルのシート

黄体ホルモン(プロゲステロン)と卵胞ホルモン(エストロゲン)の2種類のホルモンを合わせた錠剤です。
保険適応の低用量ピルと自費の低用量ピルがありますが、避妊効果に適しているのは自費の低用量ピルです。

保険適応と自費の違い
一般的には避妊は自費、治療は保険適応と言われています。
保険適応の低用量ピルは治療を目的としているため避妊効果が確立されていません。
避妊に効果があるという説と効果は無いという説があり、医師によって意見が異なります。
自費の低用量ピルの避妊効果は正しく服用できて入れば99%と言われています。
費用について、自費は高価、保険適応は安価と思われていますが、保険適応のピルは元々の金額が高いので3割負担だったとしても自費のピルと支払総額は大きく変わりません。
また、保険適応には診察料や検査料、処方の最大数などが決められているため保険適応だと言っても総合的には自費より高くかかってしまいます。

低用量ピルの種類

薬名 一般的な価格 効果
シンフェーズ(第一世代) 2,500円前後 月経痛・排卵痛・月経過多の改善
トリキュラー(第二世代) 2,300〜3,000円 月経不順・月経過多・月経痛・排卵痛の改善
アンジュ(第二世代) 2,000円~3,000円 月経不順・月経過多・月経痛・排卵痛の改善
ラベルフィーユ
(第二世代)(アンジュの後発品)
2,000円~2,500円 月経不順・月経過多・月経痛・排卵痛の改善
マーベロン(第三世代) 2,300〜3,000円 ニキビに効果的・PMSの改善
ファボワール(第三世代)(マーベロンの後発品) 2,000円~2,500円 ニキビに効果的・PMSの改善

世代の分類は開発順や黄体ホルモンの種類によって分けられています。
価格をホームページなどで表記しているクリニックを参考に掲載させていただいております。
自費の低用量ピルは保険診療ではないのでクリニックによって価格は異なります。

またピル代以外にも初診料、ピルの説明料、カウンセリング料などクリニックによってさまざまな手数料が発生する場合があります。
クリニックによってピルの料金をWebサイトに掲載している場合もありますが、ピル以外の料金について明確に合計金額をWebサイトで公開しているクリニックは少ないです。

クリニックに出向き診察を受けた後で合計金額が確定します。
検査や内診などをした場合は別で料金が発生します。

なので、初診料、ピル料金、その他費用などを明確に提示しているオンライン診療であれば料金面は安心です。

ピル処方はオンライン診療がおすすめ

ピルのオンライン診療【マイピル】

ピルの処方は婦人科クリニックに通院するよりオンライン診療がおすすめ!

オンライン診療がおすすめな理由
  • 予約時に問診票の入力
  • ビデオチャットや電話で診察
  • 診察時間は朝早くや夜遅く、土日も可能!
  • 処方された薬は郵送で届く
  • 支払いはカードや後払い

オンライン診療の流れは、ネットで診察時間の予約をし、予約の時間にスマホやパソコンを利用し電話で診察を行います。

低用量ピル処方は必ず医師の診察が必要なのですが、それがオンラインでも可能になります。

診察予約は朝8時から夜20時まで可能。
また土日祝日も診察してくれます。

処方されたピルは早い場合は翌日郵送で届きます。
料金はカードや代金引換、コンビニなどでの後払いが可能。

電話での診察なので外出する必要もなく、場所も選びません。

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マイピルでは女性の医師が担当。
ピル処方を目的としているので、安心して受診することが出来ます。
ピル処方してもらえるかどうか不安でレディスクリニックに出向くことを考えるととても簡単にピルを処方してもらうことが出来ます。
また、初診料やピルの料金も明確にしているので受診する前に金額を確認することが出来ます。
いくら払うかお会計でドキドキしたり、詳しい明細がわからないまま高額を払う心配もありません。

診察時間 8:00~20:00
予約方法 24時間Webから予約
診察方法 Web問診の後、電話で診療
処方ピル シンフェーズT28:2,959円
トリキュラー28:2,959円
ラベルフィーユ28:2,849円
アンジュ28:3,069円
ファボワール28:2,959円
マーベロン28:3,069円
診察料 1,650円(税込)
送料 550円(税込)※全国一律
定期配送
クレジットカード払い
後払い
保険診療 ×

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マイピルは実際にある六本木ウィメンズヘルスクリニックが運営

六本木ウィメンズヘルスクリニック

住所 〒106−0032東京都港区六本木7−18−11六本木DMビル 4B
電話番号 03-6459-2486

六本木ウィメンズヘルスクリニックは、実際に開院しているレディスクリニックです。
令和3年に開業している新しいクリニックです。

避妊効果は7日間継続して飲み続けたら安心

低用量ピルは毎日飲み続ける28錠あるものと、毎日飲み続けて1シートのみ終わったら7日間休憩する21錠のものがあります。
28錠のものは7錠だけ成分の入っていない偽薬が構成されていて、飲み忘れを防ぐために用意されています。
効果はどちらも同じです。

ピルの飲み始めは原則として、生理が始まってすぐと、生理が始まった週の日曜日の2パターンが推奨されています。

はっきりと生理とわかる出血が出てから24時間以内に飲み始めると1日目から避妊効果を得ることが出来ます。

ただ、不正出血か生理かわからない場合は、しっかり生理と確認出来てから服用を開始しましょう。
生理開始5日以内であれば飲み始めることが可能です。
その場合はすぐに避妊の効果は得られません。
7日間継続して服用することで避妊の効果が得られます。

毎日決まった時間に継続することが大事

継続して飲み続けることで避妊の効果は上がります。
毎日決まった時間に飲むことが大事です。
飲む時間帯は朝でも昼でも夜でも何時でもいいのですが、一番忘れない時間帯に決めましょう。

朝食後に決めると休日も朝寝坊が出来ません。
昼食後に決めると外出する際も必ず持ち歩く必要があります。
なので、一番推奨する時間帯は就寝前になります。

就寝前にすると副作用が出やすい時間帯に寝ているので副作用が出にくいというメリットもあります。
ただし、夜更かししてしまう日もあれば早く寝ついてしまう日もあると思いますので、決まった時間に携帯などでアラームをかけておくことをお勧めします。

飲み忘れたらどうしたらいい?

時間を決めて、アラームを書けたとしても飲み忘れてしまう時もあると思います。
外出していた薬を持っていなかった、寝落ちしてしまってアラームに気づけたなかったなど。
飲み忘れたことに気づいたらすぐに飲み忘れたピルを飲んでください。
そして、その日の分はいつもの決められた時間に飲みましょう。
飲み忘れたと気付いた日は合計2錠飲むという事になります。

ただし、2日以上忘れてしまった場合はいったんピルを中断し次の生理のタイミングで新しいシートで再開してください。

ピルを飲み忘れたしまったタイミングで排卵が始まってしまう可能性があります。
なので飲み忘れは基本的には厳禁です。
2日以上忘れてしまったら途中まで飲んだピルも無駄になってしまいます。

生理痛の緩和や生理周期の安定は1か月後

低用量ピルは生理のタイミングで飲み始めるので、次の生理で薬の効果があらわれ、生理痛が緩和されています。
経血量が少なくなり、PMSが軽減される効果を感じることが出来ます。
また、ピルを飲み始めてから21日間は生理が来ません。
28錠の場合22錠目から偽薬になるタイミング、21錠の場合は休薬期に入ったタイミングで排卵があり生理が始まります。
なので、生理不順も解消されます。

ニキビや肌トラブルの改善は服用後2~3か月で効果

低用量ピルを飲み始めるとホルモンのバランスが整えられます。
なので、ホルモンのバランス乱れによるニキビができやすい環境を整えることが出来ます。
また、大人ニキビの原因の男性ホルモンの分泌もピルを飲むことで抑制することが可能です。

ピルを飲み始めてホルモンのバランスが整い出すのが2か月から3か月なので、同じころに効果を感じる方が多いです。

婦人科疾患の予防は年単位で継続が必要

生涯の月経回数が婦人科系疾患の大きな原因になると言われています。
子どもをたくさん産んでいた時代と比べ現代女性は出産回数が少なく、月経が休むことなく繰り返されることで子宮や卵巣が働き過ぎています。

ピルを服用することで卵巣が休憩し、子宮内膜は薄くなります。
子宮や卵巣を休憩させることで婦人科疾患の予防をすることが出来ます。

ただ、効果が出るのは年単位と長くなっています。

ピルの副作用について

ピルの副作用には、血栓症や嘔吐、めまい、頭痛、むくみ、吹き出物、体重増加などがあります。
落ち込み、食欲不振、不眠といった抑うつ症状が表れるケースもあります。

副作用と聞いて少し怖くなってしまいますが、どんな薬でも副作用は少なからずあります。
ピルだから副作用が特にひどいというわけではありません。
また、ピルの副作用は継続して飲み続けることで治まることがほとんどです。

ピルにはホルモンバランスを調整する働きがあります。
なので、継続して飲み続けることでホルモンバランスが整い症状が落ち着き、ピル本来の効果が期待できます。
ホルモンのバランスが整い出すのは早くて1か月、長くて3か月です。

症状があまりにもひどい場合や継続して飲んでみたけれど副作用が収まらない場合は医師に相談が必要です。

血栓症

ピルの副作用として一番有名なのが血栓症です。
が、実際のところはピルを服用していて血栓症が発生する確率は1万人あたり3-9人と言うデータが出ています。
ピルを服用していない女性の確率が1万人あたり1-5人なので、確かに確率は少し上がりますがそこまで心配する数字ではありません。
ただし、「血栓症」とは「脳梗塞」や「心筋梗塞」など血管か詰まってしまう怖い病気です。
クリニックによってはピルを服用してから血栓症になっていないか確認するために血液検査を必要とする場合もあります。

吐き気やめまい、頭痛

ピルを飲むとホルモンバランスが変化します。
それによって吐き気やめまい、頭痛を起こしてしまうと考えられます。
早い人で1週間、長ければ2か月ほどで症状は治まります。
ただ、症状がひどい場合は医師に相談が必要です。

むくみ、吹き出物

むくみ、吹き出物はピルと因果関係は無いと言われています。
低用量ピルは飲み続けることでむくみや吹き出物にも効果がありますので、少し様子を見て継続して飲み続けてみましょう。

体重増加

ピルの副作用の中で一番気になるところが「体重増加」ではないでしょうか。
基本的に因果関係は無いと言われているのですが、ピルに含まれる黄体ホルモン(プロゲステロン)は食欲増進してしまう作用があります。
一時的なものとされていますが、一時的でも一度増えた体重を元に戻すのは大変です。
なので、ピルを飲み始める場合は無理の無い程度の運動を始めてみましょう。
食欲増進してしまう作用は一時的なものですが、運動を始めることで血流をよくすることが出来るので血栓症の予防としても相乗効果がありおすすめです。
ウォーキングなどで十分ですので意識して運動するようにしてみましょう。

落ち込み、食欲不振、不眠などの抑うつ症状

ピルを服用することで、ホルモンバランスが変化します。
いつものホルモンバランスに変化があることで一時的に抑うつ状態になる場合があります。
ピルは継続して服用することでホルモンのバランスを整えることが出来るのでピルは辞めず継続して様子を見ましょう。
服用を辞めることでさらにホルモンバランスが崩れてしまう場合があるので、自己判断で服用を辞めないようにしてください。

症状がひどい場合は医師に相談してみましょう。
ピルの変更や服用の中断、など医師の判断に従ってください。

ピルを3か月以上継続しても抑うつ状態が改善されない場合は原因はピルではありません。
他に原因がある可能性があるので、心療内科を受診してみましょう。

心療内科を受診した際には必ずピルを服用していることを伝えましょう。
抗うつ薬にはピルと併用できない薬もありますので注意が必要です。

ピルの副作用は飲み続けると改善することがほとんど

ピルの副作用は、飲み始めのホルモンバランスの変化を体が感じ取っていることがほとんどです。
飲み続けることでホルモンバランスが安定し、悩みが解消するという方がほとんどです。

また、ピルの副作用が出る人は数パーセント。
副作用の症状が出たとしても長くても3か月ほどでで落ち着きます。

ほとんどの方が問題なく服用できている薬です。

低用量ピルの効果と副作用まとめ

低用量ピルの効果と副作用についてまとめてみました。
避妊効果があり、月経不順やPMSなどホルモンバランスが崩れることでの体調不良に悩んでいる方はピルを検討してみてはいかがでしょうか?

低用量ピルの効果と副作用
  1. 低用量ピルの避妊効果は継続で7日間飲み続けたら安心です。
  2. 生理痛の緩和や生理周期の安定は1か月後
  3. ニキビや肌トラブルの改善は服用後2~3か月
  4. 婦人科疾患の予防は年単位
  5. 副作用は継続的に服用して経過観察
  6. ひどい時は医師に相談
  7. ホルモンバランスが安定するのは最大で3か月
  8. ピル処方はオンライン診療がおすすめ

ピル処方はオンライン診療がおすすめ

ピルのオンライン診療【マイピル】

ピルの処方は婦人科クリニックに通院するよりオンライン診療がおすすめ!

オンライン診療がおすすめな理由
  • 予約時に問診票の入力
  • ビデオチャットや電話で診察
  • 診察時間は朝早くや夜遅く、土日も可能!
  • 処方された薬は郵送で届く
  • 支払いはカードや後払い

オンライン診療の流れは、ネットで診察時間の予約をし、予約の時間にスマホやパソコンを利用し電話で診察を行います。

低用量ピル処方は必ず医師の診察が必要なのですが、それがオンラインでも可能になります。

診察予約は朝8時から夜20時まで可能。
また土日祝日も診察してくれます。

処方されたピルは早い場合は翌日郵送で届きます。
料金はカードや代金引換、コンビニなどでの後払いが可能。

電話での診察なので外出する必要もなく、場所も選びません。

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